鈴木昇平2020年5月13日読了時間: 3分「性格」とは、決定的なものではなくてクリエイティブなものである-使用の心理学とは-「性格」や「人格」というものが遺伝や環境などによって決定されると考える「所有の心理学」に対して、「使用の心理学」と呼ばれています。つまり、「性格」や「人格」は与えられたものをどう使うかを「自分で選び取ることができる」という考え方であり、アドラー心理学ではこれを…
鈴木昇平2020年5月11日読了時間: 3分「脇舞台」のアーティストたちに欠けているもの人生には中央舞台と脇舞台がある。 人生には直面しなくてはならない3つの課題があり、それは「仕事の課題」「性の課題」、「社会の課題」です。その3つの課題を偏りなく、バランスよく、そして建設的な方向でこなすことが「中央舞台」であり、そのバランスを欠いてしまった状態、あるいは…
鈴木昇平2020年5月5日読了時間: 3分「病気を治すこと」と、「自己啓発」の間に境界線はない。つまり、どこからどこまでを「病気」と呼び、どこからどこまでを「自己啓発」と呼ぶのか?その境界線がアドラーにはなかったということです。「病んだ心や傷ついた心を治す」ことと、潜在能力を引き出して「なりたい自分になる」ことは、アドラーにとっては同じことだったのです。
鈴木昇平2020年5月4日読了時間: 3分個人の優越性が、自分を「がんじがらめ」にしている。アドラー心理学でいうライフスタイル(性格)とは、どちらかといえば「自縄自縛」のほうに類似しています。つまり自ら決めたルールによって(望む望まぬにかかわらず)自らの行動を規制され、「喜怒哀楽」の感情から「幸・不幸」の価値観までを、まるでコンピュータプログラムのように制御された状態で
鈴木昇平2020年5月2日読了時間: 2分共同体感覚は受け身ではなく、能動的に働きかけるもの今は、他者を過剰に意識し「他者に嫌われたくない」と考える人が非常に増えているように感じます。しかし、これは共同体感覚の発達ではなくて「自分に対する関心の強さ」の現れです。